2012/05/02

監督失格を見ました。心が安定している時見ましょう。

「監督失格」というドキュメント映画を見ました。

2005年に早世した「AV女優林由美香」と彼女を取り囲む母親や男たちの喪失感と再起を描いたドキュメンタリー。「林由美香」と聞くと、多くの40歳代、50歳台の男性は覚えている人が多いのではないでしょうか。これほど重い映画は久しぶりに見たというのが第一印象です。


特に後半の彼女が自宅で亡くなっているシーンとその後の元恋人であるこの映画の監督でもある平野氏の葛藤や、彼女の母親の彼女に対する思いは見る人の心を揺さぶります。私の様な感傷的な人間には体調が良くないと見続ける事が出来ません。心が安定している時に見る事をお勧めします。

彼女の死を映画に撮り発表すると言う事に対する良心の呵責と同様、描かなくては終わらない、彼女が自分に残した最後の仕事だという気持ちしかし、最後に言う「この映画を撮り終わると彼女と永遠に別れなくてはならない。」という平野の言葉は正直な気持ちだと思います。

映画の最後に流れる矢野顕子の「しあわせなバカタレ」が本当に救われたの様な気持ちになります。

林由美香さんのお母さんは東京で有名なラーメン店「野方ホープ」の経営者です。

今年の「日本映画プロフェッショナル大賞」を受賞しました。(本賞は、映画ジャーナリストの大高宏雄氏が主宰する映画賞。健闘しながらも、さまざまな理由によって過小評価されてしまった作品にスポットを当てるという意図に基づき、プロデューサー、脚本家、評論家、さらに配給・宣伝・興行関係者ら審査員によってベスト10が選出されその中からNo.1を選定する。)

監督失格のホームページ最新情報



0 件のコメント: